断罪者

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「私は案内と言われても、私は魔犬類しか知りませんが宜しいのですか」 ジャッジメントのパートナーは、魔獣を手懐け仲間にするのがポピュラーなのだ。 そのパートナーの魔獣は多種多様である。 「大丈夫よ。家の家系は私と時仁以外みんな魔犬類よ」 「そういえば、お婆ちゃんのパートナーは猫だったね」 「本当によろしいのですかぼっちゃん?」 「大丈夫だよ。僕、犬とか牛とか大好きだもん! 頑張ってお爺ちゃんみたいな凄いジャッジメントになるんだ!」 「そお?でも、危なくなったら直ぐに逃げるのよ お爺ちゃんみたいな怖いもの知らずは、お父さんとお爺ちゃんだけで十分だからね」 「お婆ちゃんは心配性だなぁ。もう僕8歳なんだから危ないことくらいわかるよ」 「そうね。お爺ちゃんは5歳で、パートナーを作ったし、大丈夫よね」 「では、話がまとまったところで出発しますよ」 クレハはまた大きな犬になった。
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