キメラ

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ビルの中からでも外の悲鳴はすごく聞こえる わぁーっ…キャーッ 見た感じ同じのしかいない まだ、心臓がバクンバクンいっている その時、住民D「うわぁっ!!」 廃墟ビルに入ってきた バンッ!! 住民D「ん…?何だハァ…先客が居たのか…せっかく良い場所なのに…」 30後半位のおっさんだった 村田「…?」 住民D「悪いな少年…うぉおぉぉお!!」 殴りかかってくる 村田「えっ…!?」 おれは、小学生3年から5年間ボクシングをやっていた素人のパンチなら楽に見抜ける 左フックをかわす ブォン!! 住民D「クソガキがっ!!」 空いた腹に鉄パイプで殴る ガコッ… 住民D「ぐあっ…」倒れこむ 村田「くそっくそっ!!」 ガコッ…ガコッ…ガコッ 3分後… ハァ…ハァ…村田「動かなくなった…」 これが窮地に立たされた人間の本性 村田「ハァ…………」 外をチラッと見るとクラスメイトの石井がキメラに追われていた 石井「うぉあぁあぁ!!」 今のことがありおれは決めた…協力を…
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