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秀一郎のお気に入りの本になりだした
恋愛小説を大切にしおりを入れしまった
今まで人とのコミュニケーションをしてなかったせいで
どう話したらいいかわからないから恋愛小説を読んで真似しようと考えていた
...そして次の日の朝
いつものように朝八時に目覚ましがなる
いつもなら一人の布団...だが今日はいつもより少し暖かい...
そしてなにか柔らかいものが...
「...うっ.この柔らかいものは...えっ!!!」
そこには少し服の乱れた楓の姿があった
「...あっ!!おはようございます。」
とベッドの上で二人正座で朝の挨拶.だがこの状況が僕にはわからない
「...ちょ!!なんで僕のベッドに君が!?」
とかなり慌てながら聞いた
「秀一郎さんのお父様が今日から徳川家で暮らしていいとおっしゃったので...秀一郎さんは嫌でしたか?」
って行きなり聞かれても...昨日まで読んでいた恋愛小説にはこんな展開はなかった
「いや.ダメじゃないけど...僕たちはお互いを知らなすぎるから...こういうのは早いんじゃないかな。」
と言うと彼女は少し寂しげな顔をした
「いやっ!!楓さんが嫌いとかじゃなくてもっとお互いを知らなくちゃいけないかなって!!」
と言うと彼女は
「わかりました!!ではやはり今日から徳川家で暮らさせていただきます...そして秀一郎さんに私の全てを理解していただけるよう努力します。」
...となんか容姿とかなりギャップがある性格みたいだ...真面目なのはわかるがなんだかやりずらい
「...とっとにかく一緒に寝るのはまだ早いからさ。」
「...はい。じゃあ私はどこに寝ればいいでしょうか?」
「隣に部屋があるから寝るときはそっちを使っていただいた方が...。」
と言うと少し寂しげな顔をしたが
「...はい.かしこまりました。今日からそうさせていただきます。」
そう言って隣の部屋に向かっていった
そんな行きなりの展開で僕と彼女の生活は幕を開けた
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