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少し経つと心臓が少し楽になった
ホッとした瞬間ドアをノックする音が聞こえた
「秀一郎さん...開けてもらえませんか?」
彼女の声が聞こえた
僕は再び高鳴る心臓を押さえつつドアを開けた
そこには私服に着替えた彼女がいた
「先ほどは失礼しました。」
と謝られても.どう考えてもあの状況は僕の失態だ
「...あっ謝らないでください.僕が緊張のあまりあの空間にいられなくなってしまって...。」
と言うと彼女は微笑みだした
「よかった.私嫌われてるのかなって思ってしまいました。」
「そういうわけでは...。」
と僕は何て言ったらいいかわからずあたふたした
「それが聞けただけで十分です.それではまたお会いしましょう。」
と言って彼女は去っていった
ホッとしてまたベッドに横になる
そして恋愛小説を読み始めた
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