始まり

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彼女はいつもこうして塾をみていて、門下生達が外で遊ぶ時は移動をして違う場所でその様子を見ていた。 一緒に遊ぶ相手がいない彼女は、仲間にいれてもらおうかと迷っているが こんな自分を受け入れてくれるか心配で声を掛けようにも掛けられなかった 外で遊ぶ門下生達は、いつもニコニコ笑っていて、とても幸せそうだった (私もあんな風に笑いたいな…… でも…… 私を見てあの人達はなんて言うのかな? 化け物って言うのかな? 石とか投げるのかな? そんなのヤダな……) 彼女の心はいつも不安でいっぱいでした。 、image=400906179.jpg
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