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「変わった子だね。」
「異人なのかな?」
「てか、あれ耳?」
「いろいろすごい…。」
栄太郎と少年以外の青年達はこんな会話をしていた
なんか変な単語が聞こえるのは、少女の姿が
金色の瞳
銀色の長髪
髪に紛れているが確かにある狼の耳
だからである
「で、その子はケガをしているんでしたよね?
手当てをするので中に入りますよ」
ヒョイッ
「っ!?」
松陰はそう言うと少女を抱き上げて塾の方へ歩きだした
少女は突然のことでビックリしたが、ヒザが痛かったので暴れなかった
松陰の後に続いて少年達が歩いて行き、それに気が付いた栄太郎と晋作が最後に歩いてきた
その時晋作のテンションが低かったのはこの際無視である
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