#Chapter.6#

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ギャグルの宿泊する宿── 「しょ…少佐!ゆ、勇者が戻って来ました!しかも、あのグランドキャンサーを退治したそうです!!」 「何ですと!?」 街の様子を探らせていた部下から聞いた話しに、慌てながら宿から飛び出したギャグルは、広場で待ち構えていた私とミリアに焦燥心を滲ませた顔を見せた 「こ、これは勇者クレア。まさか本当に倒したとは…」 「いや、私はグランドキャンサーを倒してはいない」 「……はい?」 .
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