#Chapter.1#
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そう言った私に、魔王は溜め息を吐いた。 まるで呆れた様に。 「…あのさ、久し振りに客が来て、スッゲェ嬉しかったっつーのに、会った途端に"魔王"だとか言われたらショックなんですけど」 「‥じゃあ、聞くが…魔物を指揮しているのはお前じゃないのか?」 .
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