#Chapter.1#

22/29
前へ
/1960ページ
次へ
「…フムフム。要するに"魔王をブッ飛ばせば、国の未来は安泰だぜ♪キャッホーイ♪"って事だな?」 真顔でそう言ったミリアルドは、紅茶を一口飲んではお菓子を食べる。 と言うか…キャッホーイって何だ? 「‥だから私は、今までずっと数々の魔物と戦い、修羅場を乗り越えて来た。そして、魔王が住んでいる城があると言う噂を耳にし、こうして来たのに…聖剣は折れるし、魔法は効かないし、オマケに客人扱いされてるし…」 「あ、いや…剣を折っちまったのは謝るから。つーか、客には丁重に対応するモンだろ?普通に」 .
/1960ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5898人が本棚に入れています
本棚に追加