5898人が本棚に入れています
本棚に追加
「…フムフム。要するに"魔王をブッ飛ばせば、国の未来は安泰だぜ♪キャッホーイ♪"って事だな?」
真顔でそう言ったミリアルドは、紅茶を一口飲んではお菓子を食べる。
と言うか…キャッホーイって何だ?
「‥だから私は、今までずっと数々の魔物と戦い、修羅場を乗り越えて来た。そして、魔王が住んでいる城があると言う噂を耳にし、こうして来たのに…聖剣は折れるし、魔法は効かないし、オマケに客人扱いされてるし…」
「あ、いや…剣を折っちまったのは謝るから。つーか、客には丁重に対応するモンだろ?普通に」
.
最初のコメントを投稿しよう!