#Chapter.1#
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そう言って剣を私に返したミリアルドは、椅子に腰掛けて肘をテーブルに着き、右手で頬杖をした。 「取り敢えず、今ので信用してくれないか?あ、紅茶が冷めるから早く飲んでくれよ?」 「え、えぇ…」 意外だった。 数々の魔物と戦って来た私だけど、こんなに良心的な魔物は初めてだ。 しかも、紅茶やお菓子も美味しい… .
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