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そう言って紅茶を飲んで再び修復作業をするミリアに、私は「変わった奴だな」と言った。
「あ、キャスト様。此処に居ましたか」
「何ですか?」
神官の一人がキャストに歩み寄ると、一枚の用紙を彼に手渡した。
「これは?」
「魔晶石噴水の修理費です。思ってたよりも費用が掛かるみたいなんですよ」
「魔晶石?あぁ、確かスンゲー高いんだっけ?」
「えぇ。流石に国王に無償で頼むのは言いにくいですねぇ…噴水に使っていた魔晶石は、此処の大聖堂を二つも建てれる程の額ですから」
「ゲッ…そうなのか?」
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