5900人が本棚に入れています
本棚に追加
/1960ページ
だがその時、ヘラクレスを召喚した張本人である魔王配下のムサシが現れた。
「ありゃま…ヘラクレスをやっちまったンですかい?」
「あ!!テメェは…!」
再び現れたムサシに、私やミリア達が身構えると、マスクZが「フライングキーック!!」とムサシを蹴り飛ばしたが、ムサシは咄嗟に受け身をとった。
「ワととっ!しつこいですねぃ…」
「逃がすか不届き者め!このマスクZからは逃げられんぞ!?」
マスクZの加勢で、ムサシは私達を見てガリガリと髪を掻くと「こりゃ不利ですかいねぇ…」と言った。
「観念しろ!残りはテメェだけだ!」
「確かに…じゃあ、これ以上はヤバいンで、アッシはおいとまさせて頂きやす」
.
最初のコメントを投稿しよう!