#Chapter.2#

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#──# 「祠に行くだと?」 「あぁ。作物が育たない原因は、多分そのドラゴンだ」 町長の家から出た私に、一緒に出て来たミリアルドは、そう推測する。 「しかし…ドラゴンはそんなに長生きするのか?100年は優に生きるとは聞いているが…?」 「ワイバーンなんかは大抵その通りだけど、大型のドラゴンはちっとやそっとじゃ死なないし、長生きだってする。まぁ、飲まず食わずで長生きしたドラゴンは聞いた事ねぇけど。不死[アンデット]になってたら話しは別だ。トクナガ」 パタパタと飛んできたトクナガに、ミリアルドは「ドラゴンがいる祠に案内しろ」と命令した。 「はいですにょ!」 .
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