5人が本棚に入れています
本棚に追加
嗚呼、嗚呼……
…気持ち悪い
偽善者ぶって笑ってみせた私。
そしたら勝手に、私はなんでも許してくれる優しい心の広い人間だと思われた。
ははっ!!
頭おかしいんじゃないの?
そんな神様みたいな人間、居る訳がないだろう?
口々に吐かれた軽はずみなあなたたちの言葉を、私は私が受けた痛みで返してあげようか。
その目をくりぬいてミキサーにかけてあげる。
その腕にフォークを突き刺して、沢山の絵を描いてあげる。
その口にナイフをはめ込んで、ぐちゃぐちゃにかき混ぜてあげる。
その足に硫酸をかけて、綺麗に洗ってあげる。
お前の頭に、私の心を見せ付けてあげる……――――
良い子やめたら、周りには誰も居なくなった。
まるで私を恐れるように、遠ざかって、敬遠して、よそよそしくなって、愛想笑いすら浮かべなくなった。
嗚呼、気持ち悪い。
所詮そんな人間。
みんな、目の前から潰れて消えてしまえよ。
私ガ壊レル ソノ前ニ……―――
最初のコメントを投稿しよう!