プロローグ

2/3
前へ
/19ページ
次へ
君といた夏…それはとても短かった。あの頃の事は決して僕は忘れない。 それは一年前の夏の事だった。いつものように登校していると一人の女子高生が話しかけてきた。 「あの…。桜ヶ丘高校は何処ですか?」 桜ヶ丘って俺らの学校じゃん。よく見ると桜ヶ丘高校の制服だ。しかも名札の色が青。桜ヶ丘高校は、学年ごとに色わけされており、俺達二年は青だ。 「君、転校生?」 「あっ、はい。今日から…」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加