プロロ―グ
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運良く他の社員には 聞かれていなかったようで 妙に高鳴る胸を 必死で落ち着かせた 「んふふ、可愛いですね―。」 そんな唖然とする俺の姿を 指原君が見ていたなんて 俺は当然知るはずもなく これから起きるであろう事を 確り受け止めなければならない そんな覚悟もなく 今まで通りの生活をしていた俺 さぁ、今後どうなる事やら それは誰も知らない 俺と指原君との出会いだった
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