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生活苦の主婦 壊れる…
彼女も壊れた。
しかし、はたから見ていると、夜飲み歩く姿勢が変わっていないので、
不幸に見えなかった(;^_^A
おまけに、愚痴ったところで、
皆、幸子の行動を見ていたから、同情もされなかった。
『自業自得』
そんな言葉が囁かれた。
かわいそうな事に、
先にも書いたが、
彼女には、男が付かない。
彼女にやさしく胸を貸す、男性など居なかった。
そう！ 幸子は浮気をしていない、
限度なく、夜の町で遊んでいただけ。
なのに、不倫女に、堂々と旦那を持って行かれたのだ。
むなしい…
幸子は、本当に大事にしなければいけないものが、見えていなかった、
この後、長い期間、幸子は独り身の淋しさを味わい事になる。
ちなみに、２人の子供はいましたが(;^_^A
私が体験するに、
家庭が有ってする、夜遊びと、
独り身の夜遊びは、
実に、意味が違う。
家庭が無い、夜遊びは、遊びではない、
淋しさを埋める場所だ。
そこに、逃げる気持ちはよく解る。
だから、場末の飲み屋は、不思議な人の集まりになるのだろう。
私も、確かに、そこの一員だったから…
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