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「えっ…あぁぁぁぁ!!!」
澪は目を見開き大声で叫んだ。
隣にいる啓は耳を塞ぎ「うるさ」と呟いた。
「なっ…なんでお前がここにいるんだ!?」
「あぁ、それは昨日の夜お前が俺のことを離してくれなかったから」
澪の顔は一気に青くなっていきその顔を見た啓は盛大に吹き出した。
「…っ!あははっ!!冗談だよ」
澪はそれを聞き今度は顔を真っ赤にして、
「ふざけるな!こっちは真面目に聞いたのに!」
「ゴメンゴメンっ!あー久々に笑った」
「ってかさ起きるのに邪魔だから。あと用がないなら帰れ!」
「そんなこと言うな。金は要らないから。そのかわり」
「そのかわり…?」
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