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食事が終わり澪が帰ろうとしたら啓はそれをとめ酒を飲もうと勧める。
澪は少し迷ったが「たまにはいいだろ」という啓に付き合うことにした。
テレビを見ながら話し、澪が半分くらい缶チューハイを飲み終わった頃。
「澪?どうした?」
異変に気づいた啓が声をかけると澪はボロボロと涙をこぼしている。
「ごめっ……なんでもないから」
澪は涙を拭い無理矢理、笑顔をつくろうとするが涙が溢れてきてなかなかつくれない。
「いいよ。泣いても」
啓は澪を抱きしめそっと耳元で囁いた。
「うっ…ひっ…っどしておれ…お前にこんなとこばっかひっく、見せっ…るんだろ」
「わからない。でも俺は澪がまだ二回しか会ったことない俺のこと頼ってくれるの嬉しいよ。それに…」
「それに?」
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