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木刀を片付け、井戸で汗を流してから広間へ向かう。
丁度一ちゃんと平ちゃんが膳を並べていたから、私も手伝うことにした。
「ありがとよ、漓遠」
平ちゃんはニコニコ笑いながら、私にお礼を言ってくれる。
うん、年上だなんて信じられないなぁ。
「……また何か失礼なこと考えてんだろ?」
……平ちゃん、実は読心術を習得してるんだろ?って言いたい。
それから他の人も集まって、朝餉にする。
一ちゃんと平ちゃんって料理上手いんだね。一ちゃんはともかく、平ちゃんは意外。
それにしても、朝からおでんだなんて……朝食としては珍しいメニューだなぁ。
美味しかったから完食したけど。
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