309人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい、緋宮」
土方さんに呼ばれる。
「ふぁい、何れすかぁ?」
「食いながら喋んな。
後で俺の部屋に来い。配属先を伝える」
「ムグムグ……ゴクッ。
は~い、わっかりましたぁ」
焼き魚を飲み込み、返事をする。
さて、早く食べよう。
……お味噌汁、美味しいな。お代わり…は、無理かな。呼ばれてるんだし。
そんな風にゆっくり味わいながら食べていたら、思ったより時間がかかってしまった。
急いで膳を片付け、土方さんの部屋へ向かう。
……が、部屋の外からも分かるほど、威圧感が半端無い。何か黒いオーラ的なものも見えてる。
……やべえ。入りたくない。というか、忘れたフリして部屋に帰りたい。
最初のコメントを投稿しよう!