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同居人1
「マイウェイを行くおじいちゃん
」
「O家の人々」1人目の紹介は、家長であるおじいちゃんです。
おじいちゃんは、80歳代なのですが、とにかく年齢を感じさせないほど元気です。
そこらへんの60歳代より、よっぽど元気です!
畑仕事や家の片付けなど、365日明るい間は常に動いています。
ときには朝昼食抜きで、働くことに没頭しています。働くことが好きなのです。
夜の食卓で、
「腕が痛い、手が痛い」
と毎晩のように家族によく聞こえるように漏らすのですが、次の一言は
「なしてだらーか??(腕や手が痛いのは何故だろう?)」
と続きます。
家族のみんなが
「おじいさんは働きすぎだから、少しは家でじっとしときない」
と言うのですが、その言葉はおじいさんの右の耳から左の耳へ何事もなかったように抜けていきます。
そして毎晩このやりとりが展開されます。家族の方が根負けです。
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