OVER DRIVE

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「……てか、名前なんていうんだ??」 「ルピだろ」 「いや、そうじゃなく」 「本名は?」と俺はミルクを一気飲みしながら不意に浮かんだ疑問を言ってみる。 一瞬にして静まり返る一同 「…よしっ。オレがいっちょ声掛けてみるかっ」 「まっ…まってよ。ボクも行くよっ」 こうゆう時はやはり行動の早いケビン。 そして一応1番モテる(自称)ジョルが席を立った。 「怯えなきゃいいけど…」と頬杖つきながらフレイ。 そーゆう紳士的で優しいところも、そのシュミによってぶち壊しだ。 もったいねぇ… ケビンは踊るように、そしてジョルは嬉しそうに…友達と一緒に朝食を貰って席に着こうとしている彼女に声を掛けた。
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