出来事12

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ルッティンマイヤー「  御心配には及びません。  船は私が手配しております」 〔〔おおおっ!〕〕 皆が感心して、ルッティンマイヤーさんが指差す方を見る。 ……………… あれは外洋船だよね… 海岸線観光に、アレを使用する気か? アンタもリーナと変わんないよ。 マジか? 俺は溜息を付く。 漁師のおっちゃんが、気の毒そうに見てくるね。 頼むから、そんな目で見ないで。 「仕方ない。  船を練成します」 俺はそう言うと、クルーザークラスの船を作り出す。 推進力はジェット水流。 無論、魔法陣で制御するタイプだ。 漁師「  ひぇぇぇっ。  魂消たなや。  船っこさ、作りだしちまったなや」 呆然とした様な顔で言っている。
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