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「そういえばお前のその杖、なんでも出来んのか?」
とりあえず少しでも情報を得なければと思った俺はミミに尋ねてみる。
「うん。基本はね、心を読み取ったり、道具を出したり、透視ができた----」
俺はすごい速さ(マッハ4)で杖を奪い取った。
「うおぉぉぉ!!女子の制服透けろぉぉぉぉぉ!!」
「ちょっと!?何やってんのよバカ!!変態!!」
「何故だ・・・何故透けない・・・」
「当たり前よ!これは霊力がないと使えないんだから!」
小さな手で頭をゴツンと殴ってくる。あ、別にそこまで痛くないな。
「ちなみに私達神が人間に見えないのは身にまとってる霊力がつよいからなんだよ?」
すごいだろう、といったように小さな胸を張るミミ。
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