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「へぇーそうなんだ。ところで知夏?」
「ん?何?」
「今日は土曜日なんだし、昨日夏紀君の家に泊まっても良かったという意味で、そういう意味は含んでなかったんだけどなぁ。」
「えっ・・・。」
「そうかそうか知夏はそこまでもう考えてるのね。体は子供だけど頭の中は違うみたいね。」
「ちょっ・・・ちがう。」
「あ、でも子供はせめて高校卒業してからにしてね。」
「だからちがうってぇー!」
と私が否定してもお母さんは全く聞いていなかった。
しかもその後、そのことを夏紀に電話で伝えようとして止めるのに大変だった。
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