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さて、そろそろ起こさないと。
「夏紀。起きてー。」
夏紀の体を揺さぶる。
起きない。さっきより強く揺さぶってみる。
「あと・・・5分・・・」
反応があった。
「だぁめぇ。起きて―」
そう言うと諦めたらしく、体を起こした。
「ふぁ~あ。 知夏おはよう。」
「おはよう。夏紀。すぐ朝ごはんの支度するからね。」
「おう。いつも悪いな。」
「いいよ。気にしないで。」
夏紀との関係はただの幼なじみ。少なくとも夏紀にとっては。
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