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愛「ちょっとちょっとちょっと！誰あのイケメン！！」
私の肩を掴んで揺さぶりながら聞いてくる愛の手をどかしながら
初「３年の篠塚翔先輩だって。」
と軽く答えた。
すると愛の手が止まった。
愛「待って……篠塚翔…？
何か聞いたことある気がするんだよねー……
誰に聞いたんだっけなあ…」
ぶつぶつ独り言を言っている愛の横に
クラスの友達が一人寄ってきた。
ク「てか逆に知らない方がびっくり！
始業式で挨拶してて、
そっから学校中の女子のほとんどが
超イケメン！
って騒いでたくらいなんだから。」
愛「それで聞いたことあるのかな？
んー…何か違うとこで聞いた気がするんだけどなあー…」
初「へえ、そうなんだ…」
知らなかった…。
何でそんな人が
私に話しかけに来たんだろう…
私は気になって仕方無かったので
帰りに聞いてみることにした。
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