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なんとなくギクシャクして、私は悟が怖く感じ、話し掛けれなかった。
そんな日々が続いていた。
そして悟の家に行くことになったとき、悟が
「元カノを見た」
と言っていた。
それだけならまだよかった。
悟は続けて
「俺、タトゥーいれたとき、元カノもいれたんだけど。
あいつ背中にがっつりいれてさ…。
なんか俺の責任だなって感じて…。」
悟が…泣いている。
私は頭が混乱して、よく話がわからなかった。
落ち着け、落ち着け…
何度も頭のなかで唱えた。
その日は、友達の車で帰ることになった。
悟も車に一緒に乗った。
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