*きっかけ*

4/4
前へ
/96ページ
次へ
「ハァ…」 と熱くなった息を吐いた。 悟は余裕そうだ…。 なんだか、ここで経験の差を感じた。 悟はきっと女経験が豊富なのだろう。 私からしてみれば格好いいし、服のセンスもよかった。 私が憧れるような服を着たりしていた。 太って、ちびだった私にはなんの取り柄もなくてコンプレックスだらけだ。 だから、尚更憧れたのかもしれない。 看護士に見つからないように男子トイレを後にして、私たちは寝ることにして、部屋に戻った。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加