4人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
母「竜、鈴華ちゃんが来たわよ!」
竜「お、おう!鈴華!早かったな」
鈴「いや、いつも通りなんですけど」
竜「まぁ、俺の部屋行こうぜ」
母「ジュースとお菓子、持って行くわねっ!」
鈴「ありがとうございます、お母さん」
母「んまっ!お母さんだなんて照れるわ~っ♪
ゆっくりしていくのよ、鈴華ちゃん」
竜「い、いいから行くぞ!ほらっ」
鈴「押すんじゃねぇよ」
竜(俺の母親はうるさい。
うざいくらい明るくてうるさい。
そんでもって救いようのない馬鹿。
父親はいない。)
竜「そこら辺に座れよ」
鈴「いわれなくても」
竜(俺の彼女の安藤 鈴華。
口も悪いしワガママだけど、顔は普通に可愛いと思う。
けど、顔で決めたわけじゃない。)
母「失礼ー! 竜、お願いがあるんだけど、てきとーにお菓子買ってきてくれない?
鈴華ちゃんにあげる分もないし、今からお客様が来るのよ」
竜「はぁ!?なんで俺が…。
だいたい今鈴華いるし?」
鈴「別にいいじゃん。 行ってあげなよ」
母「ごめんねー、鈴華ちゃん!
ってことでよろしくっ」
竜「……鈴華は、」
鈴「あたしは行かないけどね」
竜「だよな、うん。そうだよな」
竜(母親の強引なところは、昔っからだこんちくしょー。
まぁいいや、さっさと買ってさっさと帰ってこよう。)
最初のコメントを投稿しよう!