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―――博文の家
父「おーい、博文!朝だ!」
博「ん~…? 何なの朝っぱらから…」
父「お前が起こせって言ったんだろ?
今日は、んーっと…、なんとかたんの何かがあって戦争が勃発するとかって。
その戦争にお前が行くらしいじゃないか」
博「っ!!!!
ミケたん!ミケたんのイベントのチケットの発売日なんだよ!
起こしてくれてありがとう父さん!」
博(僕の父さんはかっこいい。
イケメンとかそういうのじゃなくて、人間性がすごくかっこいいんだ。僕の尊敬する人。
ただし、少し馬鹿なんだ。
ちなみに母さんはいない。)
父「はははっ! 気にするな!
……博文…、」
博「ん?なに?」
父「死ぬんじゃ、ないぞ……」
博「何本格的な戦争だと思ってんの」
父「えっ」
博「えっ。
僕、比喩的な感じで使っただけなんだけど」
父「っ!!!!
そうだったのか! はははっ!
本当の戦争かと思ったよ父さんは!」
博「馬鹿だよね父さんって。
じゃ、行ってくるから!」
父「気をつけて行ってこいよ!」
博「はーい!」
博(ミケたんのチケットを必ず取ってやるんだ!
あっ、ミケたんは今や全オタクのアイドルのようなものだ!
生身の人間ではないけど…。
ミケたん!今会いに行くからね!)
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