超絶アンポジティブハングドマンエンド

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「……鬱だ、死のう」 そう小さく呟き、椅子の上に乗って天井からブラリと下がった縄に手をかけた。 そして、首を縄で出来た輪の中へとくぐらせた。 「……いやいや、やっぱり明日にしよ」 大体、首吊りとかキツそうだし。 そうだ睡眠薬。睡眠薬なら苦しくなくていいかも。 そんな事を考えて縄から首を抜こうとした。その時だった。 椅子のキャスターが固定されてなかったのか、無意識の内に飛んだのか。 さっきまで僕をしっかり支えてくれていた椅子は、さっきまでの仕事を放棄していた。
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