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──その日の夕方。
街の人達がパタパタと家に入っていくのを見るに、夕食時の6時か7時くらいかな?
ユッキーとバイバイした後の私はと言うと、宿屋で部屋を取ったはいいものの、無意味に持て余した時間をどうしようかと考えて。
1時間くらいゴロゴロとローリンガールして、ふと閃いた。
そうだ、お迎えに行こう。
京都に行こう的なノリでギルドの駐屯所に向かったわけだ。
途中で迷ったりお菓子を食べたりしたけどね(辰本君の金で)。
……で、ナイスタイミングなこの夕食時に、ギルドの駐屯所に到着したという寸法です。
辰本君は今頃ジン○ウガでも狩猟してるのかなー。
いや、さすがに死ぬかそれは。
素手でジンオ○ガとか乱心(笑)
みたいな感じでニヤニヤしながら駐屯所の前で待っていると、後ろから頭をコツンと叩かれた。
「ニヤニヤすんな、キモい」
振り向くとそこには、出稼ぎ(?)帰りの辰本君の姿。
手には報酬金が入っているっぽい小袋(コブクロではない)が。
そうそう、労いの言葉を忘れちゃいけないよね!
良妻(笑)として、疲れた辰本君を言葉で癒してあげなくては。
「ご苦労様、辰本君!
ご飯にする? お風呂にする?
それとも……あ べ し ?」
「飯」
(´・ω・`)……
リアクション……何でもいいからリアクションを取ってください!
「何か適当に食いに行くか……」
「はーい☆」
まぁ予想してたから、ダメージはどうということはない。
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