魔法少女いぬか☆ネコカ

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  ──その日の夕方。 街の人達がパタパタと家に入っていくのを見るに、夕食時の6時か7時くらいかな? ユッキーとバイバイした後の私はと言うと、宿屋で部屋を取ったはいいものの、無意味に持て余した時間をどうしようかと考えて。 1時間くらいゴロゴロとローリンガールして、ふと閃いた。 そうだ、お迎えに行こう。 京都に行こう的なノリでギルドの駐屯所に向かったわけだ。 途中で迷ったりお菓子を食べたりしたけどね(辰本君の金で)。 ……で、ナイスタイミングなこの夕食時に、ギルドの駐屯所に到着したという寸法です。 辰本君は今頃ジン○ウガでも狩猟してるのかなー。 いや、さすがに死ぬかそれは。 素手でジンオ○ガとか乱心(笑) みたいな感じでニヤニヤしながら駐屯所の前で待っていると、後ろから頭をコツンと叩かれた。 「ニヤニヤすんな、キモい」 振り向くとそこには、出稼ぎ(?)帰りの辰本君の姿。 手には報酬金が入っているっぽい小袋(コブクロではない)が。 そうそう、労いの言葉を忘れちゃいけないよね! 良妻(笑)として、疲れた辰本君を言葉で癒してあげなくては。 「ご苦労様、辰本君! ご飯にする? お風呂にする? それとも……あ べ し ?」 「飯」 (´・ω・`)…… リアクション……何でもいいからリアクションを取ってください! 「何か適当に食いに行くか……」 「はーい☆」 まぁ予想してたから、ダメージはどうということはない。
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