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「やっ……いやっ、辰本君!
まだ駄目よ、それはっ……!」
「…………」
「だから駄目……あぁっ!!
違う、そこ違うのぉ……!!」
「…………」
「あぁぁぁぁぁぁっ!!!
辰本君らめぇぇぇぇぇっ!!!
それは松崎しげるじゃなくて松岡修造なのぉぉぉぉぉぉっ!!!」
「なんちゅう夢見とんじゃ!!」
あっ、皆様おはようございます。
いつもニコニコ(動画的な意味で)してる犬飼嶺子です。
どうでもいいけど『狗猫』が定着しすぎて自分も作者もたまに本名忘れるっていうね(笑)
なんか物凄く興味深い夢を見てた気がするんだけど、辰本君に頭を叩かれたせいで思い出せない……映像化して売り出せそうなくらい面白そうな夢だったのに、残念。
「おはよう、辰本君。
いつも早起きしてるんだ?」
「お前の寝言がうるさすぎたから仕方無く起きただけじゃ」
「マジッスか」
どうやら旅のお世話になった上に体力面にもダメージ与えちゃったっぽいですな、私。
そろそろ土に埋まった方が迷惑をかけずに済むかもしれない。
うーん、でもアレだね。
テレビとか漫画でテントで寝てるシーン見たら寝てみたいなぁって思うけど、実際かなり窮屈だね。
別の疲れが溜まっちゃうよ。
「んー、体が汗でベタつく……」
「あぁ……そっちに少し行ったら川があるから入って来い。
俺はテントを片しとく」
「覗き……だと……!?」
「何故その発想に至った」
何気にツッコミのキレ良いよね、辰本君って。
狗猫ちゃん感激。
まぁここはお言葉に甘えて、川でバタフライの練習でもしよっと。
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