狗猫の喚く頃に ~轢き殺し編~

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  4tトラックでした。 いやもうね、どっからツッコんでいったらいいのかね。 私がツッコむ前に4tトラックが突っ込んできたっていうね。 誰が上手いこと言えと(ry ていうか笑い事じゃないよ。 何この展開、主人公が3ページで死亡とかスイーツ(笑)すぎるわ。 むしろスイーツ(笑)越えてるわ。 イケメンの代わりに4tトラック運転してるオッサンとかサービス悪いにも程がある。 これは酷い、酷すぎる。 キャバクラでチェンジで来たのがIKKOなくらい酷すぎる。 こんな意味不明な思考に溺れてる間にも、4tトラックは私に接近してきている。 その距離、2メートル。 無理、絶対避けられない。 確実に死ぬ、バッドエンド確定。 未練は……そこまで無い。 でも、ただ死ぬのはつまらない。 何か『証』を遺したい。 死の間際、私は口を開いた。 「私は死にませ──おぼぶっ!」 最期のセリフくらい言わせろよ、とか思いながら、4tトラックに吹っ飛ばされた私でした。image=463086640.jpg
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