945人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、話って何?
どうせ身体でしょ?」
「違うよ」
どうしよう、辰本君もビックリな早さと冷静さで返された。
ただ言ってみたかっただけなのに思わぬダメージ。
いや、ふざけてるシーンじゃないってのは解るよ?
KY度90%の私でも解るよ?
解るけどさぁ、それを叩き折ってこそのギャグじゃん?
それがギャグカテの真髄じゃん?
(※ファンタジーカテです)
「ってか、その話をする前に。
私は今どんなシチュエーションであなたと話しているの?」
正直、気軽に来れるのなら鎖骨を求めて毎日でも会いに来たい。
「ここは、君の『夢』の奥底……本来なら君しか入ることが許されない魂の中心部だよ。
でも、僕だけは君の夢に干渉する権利を持っている」
勝手言うな厨二野郎。
私の夢は私のモンだ。
百歩譲って干渉する権利を持っていたとしても、お前は本当に私の二次元で埋め尽くされた夢の中に割って入る気かと問い詰めたい、徹底的に問い詰めてやりたい。
「そもそも……何であなただけが私の夢に干渉出来るの?」
「それは……僕が神の元に集った『神官』の1人だからだ」
日本は終了しました。
もう何言ってんのこの人。
さすがの私でも引くわ。
「僕は常に君を見守っている……それが僕の任務であり、使命」
通報しました。
「あまり詳しくは話せないけど、信じてくれたかな?」
「信じたくありません」
厨二病な上にストーカーとか。
コーラにメントスぶっこむくらい危ない組み合わせだと思う。
もしかして、この小説に出てくるイケメンは皆アホの子なのか?
最初のコメントを投稿しよう!