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ゴロリ『ねぇwkwkさん、支部長ってなんのこと?』
wkwk『ハァ? ググレカスww』
誰だお前ら。
私の脳内に隠れるニートと珍獣は放っておくとして……支部長ってギルドのAランクのことだよね?
かなり偉い人なんだよね?
「(ねぇねぇ、辰本君!)」
「(……あぁ?)」
「(何でキレてるの……長州小力じゃないんだから。
九十九さんって支部長なの?)」
「(本人から聞かんかったか?)」
「(そんなの聞いて…………あ)」
『人材派遣団体『ギルド』の幹部を勤める、九十九一。
可愛い子ちゃんはヨロシクね?』
ヨロシクネヨロシクネヨロシクネ──(※エコー)
思いっきり聞いてた/(^o^)\
いや、今は自分の記憶力の欠如を嘆いている場合ではない。
こうしている間も、九十九さんはテリーマンと話しているんだ。
今は会話に耳を傾けて、こっそり情報収集するとしよう。
「────要するに、1ヶ月前にギルドが確保した幹部が自殺したって情報を仕入れて、白羽の矢が俺に立ったってわけね」
「白羽の矢だと……?
ハッハァ、惚けるのは程々にだ。
1ヶ月前……ウィンストン渡辺を拘束し、尋問し、自害させたのは……九十九一、貴様だろう」
姓名判断士さん、彼らの飛躍した名前をどうにかしてください。
「それは言い掛かりやなぁ。
ちょーっと質問したら勝手に舌を噛み切って死んだんや。
俺は何も悪くないと思うけど?」
「ハッ! 最初からギルドの狗の言葉を聞く耳など無い!
我等が同胞の仇……貴様はワタシが直々に葬ってくれる!」
……何故だろう。
台詞が完全に噛ませ犬(笑)
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