スーパー狗猫大戦

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……………… ええぇぇぇぇぇぇえっ!!!? 一般人に仕事丸投げしちゃったよ何なのこの人!? 支部長だろアンタ!? 「嫌じゃ、お前がやれ」 そして辰本君も即答! そこに痺れる憧れるゥッ! まぁそんなの受けると思うワケが無いよなーと思って九十九さんを見てみると、なんか物凄い邪悪な微笑みを浮かべている。 若干怖いけど萌えた。 「いいんかなーおにーさん相手にそんな口利いていいんかなー? お前が中学生の頃ずっとブリーフパンツ派やったってこと今ここで叫んでもいいんやでー?」 「なっ……九十九、お前!」 「何!? 白ブリーフだと!?」 「お前も反応すんな! 勝手に白って決め付けんな!」 さかさまさか……硬派な辰本君が白ブリーフ愛用者だったとは……全国のファンもビックリな事実! (※白とは限りません) しかし……男の子のパンツというナイーブな点を引き合いに出した辺り、やはり九十九さんは辰本君相手の駆け引きに強いようだ。 私も今度ブリーフで攻めてみようかな……殺されそうだけど☆ その後、1分くらい九十九さんと辰本君の言い合い(もはや口喧嘩)が繰り広げられたが、やはり先に折れたのは辰本君だった。 「……貸しとくぞ、九十九!」 「分かった分かった。 借りとくから適当に頑張れ」 「…………チッ」 九十九さん度胸あるなぁ……誰に対してもあんな感じなのかな? 何やかんや紆余曲折はあったが、テリーマンと辰本君の決闘の場がようやく固まった。
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