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私、杉野冷は親友の蜜と一緒に高校の入学式に来てる。
冷「うわぁ、人がゴミみたいに多いな」
蜜「普通に人混みって言ったら?」
冷「意味が違う」
そういう下らない話をしながら体育館に向かった。
まじで、人多すぎなんだが…ハァ…
入学式だから仕方ないか…
人混みは嫌いだ。
2人で歩いて居たが…思った。
冷「遠過ぎだろ」
蜜「だよね。体育館が渡り廊下の向こう側って…絶対空き教室あるよねぇ」
冷「うん」
渡り廊下を渡ると、言った通り、体育館があった。
中を覗いても…デカい。
校門で渡されたパンフを見ると、座る場所も丁寧な事に書いてあった。
私は"す"で、蜜が"つ"だから少し離れてしまった。
座っても知らない人ばかりだ。
冷「チッ」
まぁ、同じクラスになっただけマシだな。
長い入学式なんて、只の儀式みたいなモノ。
必要性が無さ過ぎる
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