バカとテストと転校生

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他愛ない会話をしながら歩くこと10分ぐらい、目的の職員室に到着した 「ここが職員室じゃよ」 「ありがとうございます、助かりました」 あのままじゃ校内で迷子になるとこだった 「うむ、クラスがどこになるかはわからぬがよい学園生活を送れるとよいの」 にっこりと笑顔を作る男の子。 か、可愛い……男の子だと言うことを忘れてしまいそうになるぐらいの美貌だった 「うん、これからよろしく」 「うむ、それじゃの」 手を振ってさっていく男の子、時計を見るとHRが始まる時間帯だった それにしても転校そうそういい人と知り合えてよかった、それに可愛いかったしなあの男の子 ……あれ? 「名前……聞いてなかった」 うっかりしていた、まぁ同じ学校にいるしいつかあえるだろうからいか?会いたかったら探せばいいし 「さてと……よし、失礼します」 身だしなみを整えて扉をノックして中に入る 「ん?紅か、遅かったな」 中に入ると筋肉質の教師が声をかけてくる。 たしか生活指導の西村先生だ 「おはようございます西村先生、少々校内で迷子になってしまいまして」 「迷子に?学園の施設の場所は早いうちに慣れとくんだぞ」 「わかりました」
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