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明日がオフなことも 加えて用事があることも 既に彼には伝えていた だから僕は  彼が明日 オフであることを 知ってはいたけれど 全く関心をもってはいなかった なのに… だ 彼は僕の言葉を全く憶えてなくて 顔は冷静を装いつつも その後ろではふさふさの尻尾を ちぎれんばかりに振っているのだ .
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