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押された衝撃で持っていたいちごみるくを落とした。
あ・・・
ぶつかってきた店員を思いっきり睨む。
俯きがちの店員はケースを置き由紀が落としたいちごみるくを拾った。
「すみませんでした。」
な・・・
ぶっきらぼうに言われさらにカチンとくるが
・・・かっこいい
よくよく見ると
髪は少し茶色っぽく切れ目に通った鼻筋。
感情のこもってない声で誤った彼は、同い年くらいの顔の整ったイケメンだった。
「あ、ありがとうございます。」
ドキドキしてどもってしまった。
うう。恥ずかしい・・・。
だが彼は受け取ったときも目を合わそうとはせず、仕事にもっどっていった。
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