出会い

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制服のままベットに飛び込んだ。 しわになるとか、そんなことはどうでもよかった。 「あー疲れたぁぁぁ。」 今枕に顔を埋めて考えることは早瀬くんのこと。 知っていることは苗字だけ。 ぼーとしていたイケメン君。 「いちごみるく持ってて良かった~」 のどの奥がきゅっとなった。 頭の中は彼でいっぱい。 あったかくて嬉しいけど、同時に苦しい。 この気持ちが恋というのなら 私はあの一瞬で恋に落ちた。 口の中にまだ、いちごみるくの匂いがほのかに残っている。
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