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"彼氏"の顔が
急に青ざめた。
「……なんでだよっ!!?俺のドコが駄目なんだよっ!!」
アタシはそんな怒声をシカトして服を着た。
「おいっ!!ユイカっ…俺にはお前しかいないんだよ……」
…きたよ。
『俺にはお前しかいない』
嘘ついてんな。
お前には家族も友達も
なんでもあんだろ??
それを何もないみたいな。
バカじゃねーの。
アタシは黙って
カバンを持ち玄関に向かい靴を履いた。
「ユイカっ!!」
バッ
アタシはアイツの手を払いのけ笑った。
「アンタさHんとき、ときどき白目むくから気をつけた方がいーよ」
そう言って嘲笑いしてやった。
アイツの顔が
みるみる赤くなってく。
アタシは扉を閉め
堂々と夜道を歩いた。
ざまぁみろ
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