Ⅰ‐1

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シュミットは威勢のいい返事を残して、すぐに部屋から出て行った。 私は椅子から立ち上がると、落ち着きなく部屋のあちこちに視線を飛ばしながらぐるぐると歩き回った。 そして最終的に窓際に立って空を見上げた。 ただ美しい青空がそこにはあった。
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