Ⅰ‐1

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「何事だ、少し落ち着け」 「たった今CIAから連絡がありました!! テロリストが、このホワイトハウスに爆弾を仕掛けたとのことです!!」 やれやれ、そんなことで急いでいたのか。もっと人生ゆとりをもっt……… 「は!?」 「急いで避難を!」 「わ、分かった!」 人生、時には急ぐことも重要だということをしっかりと肝に銘じながら、 シュミットとSPに囲まれつつ、私は足早にオーバルオフィスを後にした。 ――待っててくれ我が愛しの大統領のイスよ。もう座れないかもしんないけど。
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