姫と賢者

2/2
前へ
/43ページ
次へ
   冥府に名たたる    栄えある名家の    お姫様    数千 数億の    眷属の頂点    暴力的な美貌    莫大な魔力と権力        気高く美しく        あたかも咲き誇る    花のように    見目麗しいお姫様    姫はある人間と    出会い、変わる    運命が廻る    覚えのない罪で    冥府から追われ    供給される筈の    莫大な魔力は絶たれ    もはや信じる事も       できなくなり    可哀相な    悲劇のお姫様    たった一人の人間は    姫を護ると言った    裏切らないと    誓いをたてた    神の魔書を携えて    人間は賢者へ    姫は反逆者の    汚名を着せられ    暴き暴かれし        望むのなら    自信の全てを    拮抗する黒と白    暴き暴かれ    真実は何処か    愚かな賢者と    卑しき姫の物語    .
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加