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山西「あそこのルーレットダーツで決めていただきます。」
大山「あ、あの赤い布かぶってる奴か?」
山西「そう。
んじゃ早速決めるからそこのラインに立って。」
大山「おお、ここでいいか?」
山西「OK。
んじゃ、このダーツの矢を持って。」
大山「え、俺が投げるのか?」
山西「おう。
今まで散々不公平に物事を決めてきたからな…。
悪かったよ。
これはその気持だ。
さぁ、矢を受け取ってくれよ。」
大山「山西…。お前。」
山西「何感動してるんだよ。
早く始めようぜ。」
大山「お前とこうやって公平に物事を決めることが出来る日がやってくるだなんて…。
俺はうれしいぜ。
やっと会心してくれて…。」
山西「投げる権利やる代わりに的外したら
俺が先行だぞ。これで全部平等だ。」
大山「ああ。」
山西「じゃ、赤布とるぞ。」
大山「OK。」
”バッ”
大山「ん?
山西。
これはどういうことだ。
なんで99%くらい
後攻の枠なんだ?」
山西「つべこべ言わず
ほら投げろ。
ルーレットスタート!!」大山「前言撤回。
全然会心してねぇーじゃんか!!
くらえっ!!」
山西「おわっ!!
アブねぇ!!
矢は人に向かって投げるんじゃねぇよ!!
まぁ的から外したから俺後攻だな。」
大山「しまった。」
山西「それでは大山君。
レッツゲーム。
さあコントローラー握って。
タイムスタートするゾー。
3.2…」
大山「ちょっとまてよ、
わかった。
わかったから。」
山西「じゃぁレッツスタート。」
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