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創「ねぇ、どこに向かっているの?」
父「病院だよ。ちょっと創の健康診断をしに行くだけだよ。」
母「病院に着いたら、静かにするのよ。」
創「ハ~イ」
十分後病院に着いた。
受「次、白神さん」
自分の家の名前じゃない名前を呼ばれたのに創と両親は、立って創を診察室に連れていった。
創は、自分の名字を知らない、親に白神 創として扱われていたから。
瞳「はい、それじゃ次の人入って来て。」
父「ほら、創行ってきな。」
創「行ってきます。」
そう言って創は診察室に入っていった。
母「さぁ、置いて帰るわよ。」
父「あぁ」
30分後
創「あれ、お父さん?お母さん?どこにいるの?」
創は泣きながらここに居ない両親を探した。
善「どうしたの?」
創「お父さんとお母さんが居なくなったの……」
善「一緒に探してあげるよ。俺は人吉 善吉お前の名前は?」
創「……白神 創」
善「よし、これで俺たちは友達だ。」
創「とも…だ…ち?」
善「そう、友達だ。だから一緒に探してやるよ。」
創「あり…がと……善ちゃん」
善「おう、てか善ちゃんって俺のこと?」
創「うん……、嫌だった?」
善「ううん、そんなことない。よろしくな創。」
そして創は善吉と一緒に探してまわった。
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